ボルボ850の誕生

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ボルボ850(最初はセダンのみ)が登場したのは1991年7月(日本での発売は、その翌年1992年6月)。それまでのボルボの自動車の大勢を占めていたFRレイアウトから一転、横置き5気筒のエンジンをFFレイアウトにした、ボルボとしては全く新しい試みを反映した車の登場でした。

もちろん、これ以前にも小型車市場向けの400シリーズでFFレイアウトを採用していた実績はあったのですが、このシリーズはあくまでエントリーモデルとしての位置づけで開発されたという経緯があり、それ以上のクラスではFRこそが理想的な自動車像と公言していたボルボにとっては、850が社命を賭けた革新的なモデルであったわけです。

FFレイアウトであることでシャシーは完全に新設計。そしてフロント・サスペンションはノーマルなストラットながら、リア・サスペンションには”デルタリンク”と名づけられた半独立懸架式のサスペンションを採用し、コンパクトさと路面追従性の両立を図っていました。

発表当初設定されていたモデルは”850GLT”と呼ばれるモデルのみでしたが、2,435ccの排気量で170psを発揮したこのモデルが巷に出回り始めると、そのデザイン・パワー・走行性がそれまでのボルボのイメージを大きく変えていくことになったのです。
posted by 850freak | ボルボ850の誕生
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